第55回「残しておく」

絵本にとって大事なことは学習や指導、ましてや教訓ではなく、子どもの自発性が生まれるか否かです。そのためには文と絵のなかに読者が想像する余地を残しておく必要があります。

第54回「風雅はどこからくるかしら」

「ふざける」「たわむれる」といえば、言葉遊び。なかでも回文は日本語の特徴を生かした言葉遊びです。今回、回文の絵本ができました。

第53回「そういう人にわたしもなりたい」

子どもには「優しさ」を頭から信じ込む力ではなく、「ものごとを客観的にみる力」が大事です。客観的となれば、「優しさ」とちがって絵本の活躍する場はいくらでもあります。

第52回「活躍できる絵本」

「絵本は、文字がなく絵だけでもそれなりの表現ができるジャンル」というわけです。読者は文字に頼らずとも、絵の流れを読むことで絵本を楽しむことができる。

第51回「残りは読者の想像に」

「残りは読者の想像にまかせる」というところで、子どもたちの想像力が動き出すのではないかと、僕は思います。