訳のわからない状態を、子どもたちは楽しんでいるんです。子どもは「訳がわからない」を気にもしていないのです。だから幸せなんですね。

独学の人は新しいことにぶつかると、今まで自分自身の力でなんとかやってきていますから、いろいろな引き出しを持っています。

なにより大切にしたいのは、あなたとその作者との相性です。もともと自分に備わった相性を信じましょう。

昔も今も「子どもになんでもかんでも教え込もう」と考える絵本が多いのが実情です。“考える余白をもった絵本”というのが本当に少ない。

本を選ぶのも文化と一緒で遊びの中にあると考えると方向性がはっきりしてきますね。