コラム

想像する力をうみだす絵本

「絵本はわざとちょっと足りなくするほうが、読者の想像力が増すと思う」と絵本作家高畠純さんは言う。実に金言です。 絵本の絵は文を説明するために付いている、と考えている人は多い。絵本の絵を挿絵と考えると、どうしても絵が説明的な役割をになうこと...

ゆりかごから精神のアルバムへ

選択とは、そのこと自体が知的行為である。(桑原武夫) ぼくにとって「目から鱗」というか金言です。 自分自身の「選択の歴史」を振り返ってみると暗黒の時代というものがあった。小中高校です。学校にあるのは横並び。生徒たちに選択させる、とい...

五味太郎の絵本「三題噺」

突然ですが、考えるとはどういうことだと思いますか。考えるとは具体的にどういうことかを知りたくないですか。そのことを考えていた時期がありました。この種のことは五味太郎さんに聞けば、すぐに答えは返ってくる。それは分かっていた。しかし五味さんに聞...

「課題図書」が本嫌いをつくる

出版業界紙「新文化」8月29日号に寄稿した文章をご紹介します。 「課題図書」が本嫌いをつくる ー子どもたちは楽しんで本を読んでいるのか?ー 今年はじめに、この16年で業界全体で約9200億円の売上げが落ち込んだと報じられた。199...

恐ろしく、しかもくだらなくまじめな人々

ぜひ学校でやってほしいことがある。国語の授業で、教材は『走れメロス』でもなんでもいい。読んだあと先生が「この中に嘘が3つあります。それはどこでしょう」という授業をやってほしい。 どうしてかというとオレオレ詐欺。オレオレ詐欺が流行っている。...
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