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文楽と絵本

毎週日曜、楽しみにしている新聞の書評があります。 毎日新聞の書評です。著名な書評子と読みごたえある内容。おすすめです。 犬との散歩の途中、駅のキヨスクに行って買ってきます。阪神が勝った日はディリースポーツも買います。 家に帰ってコーヒーでも...

なぜ心ひかれるのか

子供の年齢に適した絵本がある。 これはうそです。 自信をもっていえます。 もちろん理由があります。 「家族みんなが楽しめる絵本でした」「一歳半の子供が夢中になったのには驚きました」など、おおくの読者カードを三十年ちかく読んできました。 ある...

想像力をそだてる絵本

絵本には二種類の絵本があります。 一つは文章に説明のような絵がついている絵本。単に文章のさしえのような絵本です。「さしえがカラーだ」という絵本。 おおくの絵本はこれです。 このさしえ絵本に読者の想像力を喚起させる力は期待できません。 文章だ...

長 新太さんをいたむ

今年六月二十五日、絵本作家の長新太さんが亡くなられました。 享年七十七歳。旺盛な創作活動が続いていただけに、じつに惜しまれる逝去です。 長さんは、絵本に新しい世界をもたらした作家です。 長さん以前と長さん以後では絵本の世界は一変したと言って...

小言勘兵衛襲名披露

日本の大人は小言を言いたがる傾向にある。 外国のことに詳しいわけではないがそんな気がする。 大人としてのつまらないプライドか、目下のものに接するのに、小言、あるいは小言の変形である威丈高以外の方法を知らないかの如くだ。 学校でも会社でも、先...