そうなのよ

内田麟太郎×高畠純による ナンセンス絵本!

にょき にょき にょき
カバは あたまから きが はえてきた。
「な、なんで?」

もじょ もじょ もじょ
ヘビは はなひげが はえてきた
「ど、どうして?」

なんですか。ああたは、ヘビが鼻髭を生やしているのはおかしいとおっしゃるのでございますか。
おかしくたっていいじゃございませんか。生えちゃったんですから。
内田麟太郎オフィシャルブログより

そうなのね、そうなのよ。
ナンセンスの力で、頭の中をやわらかくほぐしてください。
高畠純さんの絵がとぼけていて力が抜けますよー。

内田麟太郎さんからのメッセージ

なんとなく
ぼんやりしていたら
なんとなく
へんな話が書きたくなった
へんな話を書いたら
へんな高畠純さんが絵を描いてくださった
絵本を見ながらにやにやしていたら
犬のたま子が
「おかしい おかしい」と
大わらいした
猫のハチ公も「そうなのよ そうなのよ」と
ぼくに手をたたいた
おかしな絵本 そうなのよ

高畠純さんからのメッセージ

かなりヘンです。
大人は わけがわからず「?」がいっぱいになるかもしれません。
でも子どもは……。
ヘンでヘンテコ、そんな絵本が生まれました。
内田麟太郎さんの作、ヘンでおもしろい。
もし、この絵本の続きあれば、あなたも自由に作れそうな感じになるかもしれません。
絵本を読んで、心が自由になる。
いいね。

内田麟太郎・文
高畠純・絵
初版 2022年9月
32頁 255×200mm
ISBN978-4-87110-479-1
定価 1,400円+税

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内田麟太郎
1941年 福岡県生まれ
絵詞作家
高畠純
1948年 名古屋生まれ
絵本作家