高畠純

高畠純
TAKABATAKE JUN
1948年 名古屋市生まれ
愛知教育大学美術科卒業

西部美術館版画大賞展、バーゼル国際美術展、ニューヨークアートEXPO展、C.W.A.J.現代版画展などに出品。
1983年『だれのじてんしゃ』で ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
2003年『オー・スッパ』で 第9回日本絵本賞受賞。
2011年『ふたりのナマケモノ』で 第42回講談社出版文化賞絵本賞受賞。

絵本に『、ピースランド』『どっちからよんでも』『なぞなぞはじまるよ』『オレ・ダレ』『うし』『どうするどうするあなのなか』『十二支のことわざえほん』『まじょがか ぜをひいたらね』など。
また童話の絵に『ペンギン』シリーズ、『モンスター・ホテル』シリーズ、『白狐魔記』シリーズ、『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』シリーズなど。

イラスト・高畠純

絵本を描く時、とりわけアイデアを出す時 活動期と睡眠期があるようで、睡眠期の時に無理して考えようと思ってもどうしてもダメである。
手が、指がちっとも言うことをきいてくれない。
だいたい鉛筆持つ手は全くといっていいほど力が入っていない。
こんな時はすぐやめてゴロンと横になるのが一番。
それ以前に実はもう眠いのである。
アーア、今日もこんなにグダグダしてしまってと思いながらもグースカ寝るのである。
どれだけでも眠れる。
ほんとにしこたま眠れる。
寝るのに疲れてまた寝れるのである。
そのうち腰が痛くなってくるが、それでも寝る!
世間のみんなは働いているのに、と、ちょっと反省の色を見せながらもそれでも寝るのだ。
そのうちちゃんとやるから…と夢の中でつぶやきながら…。