ことばのいたずら

気持ちよくひっかかるのが、この絵本の楽しみ方。

子どもの頃から、いたずらが大好きだったという五味太郎。
その名もズバリ、『ことばのいたずら』。
はたして、その「いたずら」とは?

・このかんばんを読んではいけません。看板設置局
・いいか 困ったときはいつでも
 オレのところへ相談に来るなよ…わかったか
・かみなりさんは そらでゴロゴロ うちでもゴロゴロ
 くるまもゴロゴロ おなかもゴロゴロ ピー

いろんな方向から、「いたずら」がやってくる。
吹き出したり、納得したり、煙にまかれたり。
なにしろ”いたずら”ですから、
気持ちよくひっかかるのが、この絵本の楽しみ方。
さあ、たっぷり楽しんでください。
・てんどん かつどん よーいどん

五味太郎さんからのメッセージ

ことばは生きものですから とりあえずはたらいたり、さぼったり、活躍したり、なんでもなかったりするわけで で、たまにはいたずらもするわけで。そこのところは ま、ひとつ大目にみてやってください。ということです。五味太郎

五味太郎・作
初版 2015年4月
40頁 240×182mm
978-4-87110-326-8
定価 1,300円+税

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五味太郎
1945年 東京生まれ
絵本作家