ばく・くくく

せつないばくの恋物語。
一目ぼれをしたばく君の恋物語が、「く」で終わる動詞だけで すすんでいきます。
「・・く」の中に込められたばく君の想い。
それは時に熱く、時に切なく。
でも、どうやら人間の世界と同じく、ばくの世界も女性の方が強いみたい。
こき使われてしまうばく君に、読者は恋の行方が心配になってしまいます。

このまま、涙の結末か?
いいえ、五味さんですもの。そんな終わり方はいたしません。
裏表紙をご覧下さい。
彼女にやさしくされて、嬉しそうにしているばく君の顔を見てきっと「く~っ!!」となりますから。
バレンタインデーには、ぜひおすすめです。

五味太郎・作
初版 1981年9月
24頁 184×124mm
ISBN978-4-87110-023-6
定価 700円+税

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バク・ククク ENGLISH VERSION
五味太郎・作 やっぱり哀しき恋物語。
五味太郎
1945年 東京生まれ
絵本作家