五味太郎のえほん(全10冊)カバーデザインをリニューアルします!

2012年9月中旬より、以下の10点のカバーをリニューアルします。

1980年に生まれた10冊です。
2冊ずつ「テーマ」があります。
ユーモラスに描かれています。
五味太郎ならではの見事な技です。
「ちょっと哲学する」10冊。

絵本の力の一番は、暗示です。
ものごとをダイレクトに提示するのではなく、ほのめかし、暗示する。
暗示から、子どもは想像する力を身につける。
また、よく見る人は考える人でもあります。
なにしろほのめかし、暗示ですから、よく見る人にもなる。
「あかちゃんから、たのしめる絵本」として誕生した10冊ですが、「あかちゃん向け絵本」ではありません。
暗示ですから、この10冊は「何歳からでも、何歳までも」たのしめる絵本なのです。
ちいさな頃に、こんな「見かた」が身につく、身につかないの差は大きい。
ものの見かた、考えかたの基礎になる絵本です。