佐々木マキブーム到来か!?

20年前に出版されましたが、長い間手に入らなくなっていた、佐々木マキ『いとしのロベルタ』が、6月ついに復刊です!
いとしいロベルタをさがす紳士のツブヤキで展開します。
街、川、山、森、海、砂漠・・・シュールなのになにか懐かしい風景が次々と現れ・・・。
今回の復刊にあたり、佐々木マキさんが題字を新しく描いて下さいました。

更にうれしいお知らせです。
佐々木マキさんの『ガロ』『朝日ジャーナル』時代の初期マンガを集めた作品集『うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81』が太田出版より、これまた6月に刊行されます!
のちの絵本作品で再び出会うことになる登場人物を発見したり…。絵本と合わせて読むとさらに佐々木マキワールドの深さを知ることになるかもしれません。

» うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81 – 太田出版

そして、この作品集の復刊について漫画評論家の夏目房ノ介さんがご自分のブログでのべていらっしゃいます。必見です。
『風の歌を聴け』など初期の作品の装画を依頼している作家・村上春樹さんにとって、佐々木マキさんがどのような存在であったか、知ることができます。

» 幻の佐々木マキ マンガ集 ついに刊行!:夏目房之介の「で?」

『いとしのロベルタ』、『うみべのまち』。
偶然にも、時期を同じくして発行されることになりました。
佐々木マキワールドが、たまらなく好きなすべてのひとにぜひ、手にとっていただきたいと思います。
『いとしのロベルタ』は2~3才の子どもでもこの絵本を好きだというのがびっくりです。
絵本に対する考えが変わります。

そしてそして更にニュース!
佐々木マキさんが新作にとりかかるそうです。
タイトルは『おばけバースデイ(仮題)』
いかなるおばけが登場するやら、ヒジョーにタノシミーッ!