絵本はもちろんのこと、イラストレーション、ワークショップ、アニメーションなど幅広く活躍されているお二人。
いくつかの質問に楽しくこたえていただきました!
- 『タコさんトコトコどこいくの?』について、おたずねします。
おふたりの今までの作品と違う点は、どこですか? - 今回、主人公のタコさんを絵の具で、それ以外を貼り絵で制作しました。 表現技法を変えることで、タコさんの勢いと、存在感を際立たせることができたと思っています。あと、全テキストを切り文字にしています。これも初めての試みでしたが、とても気に入っています。
- この絵本にはのりものがたくさん出てきますが、大すきなのりもの(この絵本の中に出ていないものでもOKです)は、何ですか?その理由もお願いします。
- 亀山:座席が窓側の場合の飛行機
上空から壮大な景色を眺めていると、この時代に生まれてよかったなと思います。中川:晴れた日の自転車
鼻歌うたいながら、どこまでも行きたい気分になります。特に春、桜並木の下を走るのが幸せです。 - 気に入っている画材や画法などありましたら教えてください。
- 主な画法は貼り絵ですが、それ以外に好きなのはペンで絵を描くことです。画材に対してのこだわりは、そんなにありません。
- ベトナムにご旅行に行かれたとのこと。ベトナムでの楽しかったこと、美味しかった料理など教えてください。
- フォーがおいしかったです。他には、ソフトシェルクラブといって、脱皮直後のカニを揚げた料理や、生春巻きなどなど、おいしいものがたくさんでした。どれも333(バーバーバー、ベトナムのビール)によく合って最高です。 物価も安いので(更に円高も影響もあり)買い物欲にも火がついてしまいました。ニャチャン(ベトナムの沖縄のようなリゾート地)で、船を貸し切って島巡りをしたのも楽しかったです!
- 2歳の娘さんとおしゃべりしていて、「おもしろい!」と思われたエピソードなど教えてください。
- 家中のぬいぐるみや人形を並べて、毎日、お話会や誕生日会、コンサートなどが開催されます。 「お話会はじまるよ〜」と呼ばれて、観客として眺めていると、最後にはお土 産なんかも配られたりして、本当におもしろいです。
- 初めて観た展覧会はなんでしたか?または、今まで観た展覧会で「もう一度観たい」と思うほど印象に残っているものは?
- 亀山:初めて観た展覧会はおぼえていません。衝撃的だったのは、パリの国立自然史博物館で観た、骨の展覧会です。
中川:小さな頃から親に連れられて行っていたので、私も初めて観た展覧会はおぼえていません。 印象的な展覧会は、1998年に新宿伊勢丹美術館で観たフンデルトヴァッサー展です。原画の強烈な色彩に驚きました。
- タイムマシンが目の前にあります。いつの時代のどこにいきますか?その理由は?
- 亀山:自分が産まれた瞬間を見にいきます。理由は、赤ん坊の自分を見てみたいから。
中川:私も亀山の意見に便乗します(笑)。自分が産まれたところ、見てみたいです。
- おすすめの散歩コースをおしえてください。
- 特に決まった散歩コースはないのですが、保育園に迎えに行った帰り道、毎回違うルートで歩いて帰るのが好きです。娘が寄り道しながら、いろんな発見をするのも楽しいです。
- 自作以外の大好きな絵本をいくつか教えてください。
- 亀山:いろいろ好きな絵本はあります。でも内緒です。
中川:クヴィエタ・パツォウスカーの絵本は好きです。
タコさんトコトコどこいくの?
tupera tupera・作 tupera tupera 初のドローイング+コラージュ絵本!