おれたちゃブルースマン

おれたちゃブルースマン。
いつでもどこでもブルースにのってやってくる。

誰かが困っている時、どこからともなくブルースに乗って現れるブルースマン！
彼らの活躍？に胸踊らせてページをめくってくれ！！

おおなり修司さんからのメッセージ

これは飯野さんがやっているバンドのライブ告知のフライヤーです。
飯野さんが描かれたこの絵を見た時、ブルースマンという絵本のタイトルが頭にスッと浮かんできたんです。
それからこのお話が出来上がるまで数年かかりましたが、この度、飯野さんに素敵な絵を描いていただき、ついに『おれたちゃブルースマン』が完成しました！
バカバカしくも優しく愉快なブルースマンの世界を楽しんでもらえたら、嬉しいです！

飯野和好さんからのメッセージ

ブルースという曲を初めて知ったのは、18才の頃でした。上野のレコード店でボブ・ディランのファーストアルバムと一緒に買ったLP「キャンド・ヒート」白人のブルースバンドです。その中で「オヤッ」ボブ・ディランのハーモニカの音色とまったく違う音色にびっくりしたのがアル・ウィルソンという人のブルース・ハーモニカの演奏でした。
それ以来私はブルースの虜になり今に至っています。黒人の人たちの辛い奴隷時代の労働歌に始まった歌、ブルース。ボブ・ディランもビリー・ホリデイのブルース「奇妙な果実」に刺激を受けてフォークシンガーになり、ローリング・ストーンズやイギリスのロックバンドも皆ブルースに影響されました。
辛い生活をふっきり、強く格好よく歌い踊るブルース。是非皆さんも聴いてみて下さい。
おおなり修司さん、ブルースありがとうございます！

おおなり修司・文
飯野和好・絵
初版　2025年5月
32頁　244×200mm
ISBN978-4-87110-525-5
定価 1,400円+税

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