なぎちゃんがなんでにんじんのこしたか

なぎちゃんがなんでにんじんのこしたか

お弁当のにんじんをのこしてしまったなぎちゃん。
おかあちゃんに、その日おきたできごとを語りはじめます。

摩可不思議な展開、まさかの結末に、笑顔がこぼれることまちがいなし!
大阪弁で小気味良く、臨場感あふれるなぎちゃんの語り口。
注目は聞き上手なおかあちゃん。
母と娘のやりとりが、なんともほっこり心地よい。
ネコリ・ハコリさんの、軽やかなデビュー作です!

ネコリ・ハコリからのメッセージ

なぎちゃんは、おしゃまで妄想癖があってちょっとウソつき。
幼い頃のわたしに似ています。
ウソは悪いことと思われがちですが「ウソつきは作家の始まり」とも申します(ウソ)。
なぎちゃんも大人になったら絵本作家を志すかもしれません。
お話の中の「すみでようちえん」は二匹の登場動物の特技にちなんで、私が通っていた「すみれ幼稚園」をもじったものです。
二匹は小物になったり模様になったりと、ちょこちょこ描かれているので探してくださいね。
自分でもびっくりないいわけ名人「なぎちゃん」とナイスつっこみ「おかあちゃん」。
ふたりのかけ合いで転がっていくとんでもストーリー、楽しんで頂けるとうれしいです。

ネコリ・ハコリ 作
初版 2025年4月
32頁 260×190mm
ISBN978-4-87110-524-8
定価 1,400円+税

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ネコリ・ハコリ
大阪生まれ