新刊『ひなたぼっこです』について高畠純さんにおたずねしました。
- この絵本が生まれるきっかけは?
- 「秋」を感じさせる絵本を創りたいと思いました。「秋」といえば食欲の秋とか、紅葉とか、スポーツとか……。なんて考えていましたら「ひなたぼっこ」が浮かびました。「ひなたぼっこ」って、何もしないというのが、またいいですね。(描くのもラク)動かなくて、ボーッとしてて、「ぼっこ」という音もいいね。
- 登場するどうぶつたちは、すぐに決まりましたか?
- 犬を飼っていますが、犬はよくひなたぼっこします。寒い日などは、お陽さまがあたっている場所を探し、そこでウトウトしています。で、この絵本では、ゾウとかキリンではなく家畜にしようと思いました。屏にもたれている姿も似合いそうです。
日本にいる家畜といえば、牛・馬・羊・ブタ・ニワトリなど、まさに代表です。 - 高畠さんの家のボクくん(ワイヤーフォックステリア)は、どんな感じでひなたぼっこしますか?
- 僕がボク(犬)をひざにのせるとよくこんな感じでひなたぼっこします。
- 犬自らはこんな座り方はしないのにいつまでもしています。(そんなにラクだったら、普段でもそうやって座ればいいのにと思う)
- 高畠さんは、どんなところでひなたぼっこするのが一番すきですか?
- やっぱり何かにもたれてひなたぼっこするのがいいな。
木とか屏とか、ベンチとか。芝生に寝ころぶ、となるとひなたぼっこというより日光浴という感じがする。
オシャレなのはセーヌ川のほとりのひなたぼっこか。
ひなたぼっこです
高畠純・作 のんびり のんびり どこまでいってものんびり。