中川学

NAKAGAWA GAKU
1966年 京都府生まれ

浄土宗西山禅林寺派僧侶。京都・瑞泉寺で住職をしながらイラストレーターの二足のわらじを履いている。
デジタル手法で描き出される和洋を問わない様々なモチーフは、2005年ドイツの美術出版社TASCHN発行の世界で注目されるイラストレーターを紹介した書籍「ILLUSTRATION NOW」に選ばれ、また2007年よりロンドン発のトレンド雑誌MONOCLEの挿画・表紙画を手がけるなど海外からも高い評価を得ている。
現在は時代小説の装丁画や絵本など日本文化に根ざした仕事に力を入れている。

『繪草子 龍潭譚』(自費出版)と『絵本 化鳥』(国書刊行会)は共にアジアデザイン賞受賞、朱日記(国書刊行会)、『榲桲に目鼻のつく話』(エディシオン・トレヴィル、河出書房)は特装版(エディシオン・トレヴィル)がindigo Design Award 2020 Book Design部門GOLD賞・第54回造本装幀コンクール「出版文化産業振興財団賞」受賞。

主な小説挿絵
橘花抄(葉室麟著 週刊新潮2009-2010)、とっぴんぱらりの風太郎(万城目学著 週刊文春2011-2013)、尼子姫十勇士(諸田玲子 サンデー毎日2017-2018) 織部の妻(諸田玲子 京都新聞2023 )

主な絵本
『絵本 化鳥』『朱日記』『絵本 龍潭譚』(国書刊行会)、『榲桲に目鼻のつく話』(河出書房新社)、『だいぶつさま おまつりですよ』、『だいぶつさまのうんどうかい』『おいなりさん』『絵本法然上人ものがたり そのとき門はひらかれた』(共にアリス館)、『やまびと(えほん遠野物語)』『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(共に汐文社)、など多数。

イラスト・中川学

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