か〜なむらのそんちょうさん

か～なむらの村長さんの
ゆるやか～な１日が始まります。
にぎやか～なねこたちに起こされ、
あったか～な朝食をいただいたあと、
なめらか～なリズムで花や木にみずをあげていると、
牧場のおじいさんから一本の電話が…。

にこやか～な笑顔があふれる一冊です。

おおなり修司さんからのメッセージ

『か～なむらのそんちょうさん』は、是非声に出して読んでほしい作品です！
中川学さんが描かれるおだやか～な絵とともに、のびやか～な声で読んでみてください。
心が少しかろやか～な気分になって、にこやか～な笑顔になってもらえたら嬉しいです‼️

中川学さんからのメッセージ

か〜なむらってどんな村なんだろう？と考えた。
ず〜っとみわたすかぎり牧場なんだか草原なんだかが広がる風景が思い浮かんだ。
そこここで牛がのんびり草を食べたり昼寝をしたりしている。
あんまり人の姿は見えない。家もぽつんぽつんしか見えない。村なのに。
そこを大きな雲の影がゆっくり流れていく。
風がさわさわ〜っとふきわたっていって、ほし草の匂いがする。
お日様が出たらなんとなく仕事みたいなことをして
ひとつ用事が終わったらぼ〜っと空をながめる。
カラスが鳴いて夕陽が沈んだらごはんを食べて
星を見ながらドラム缶のお風呂に入って
暗くて何時かわからないけど寝る。
あ〜そんな暮らしいいな〜と思いながらか〜なむらを描きました。

中川学さんのラフ画（絵コンテ）

おおなり修司・文
中川学・絵
初版　2024年3月
32頁　240×210mm
ISBN978-4-87110-503-3
定価 1,400円+税

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