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読み聞かせって、どんなふうにすればいいですか vol.1

daddy1.gif大好きなおかあさんやおばあさん、おとうさん、おじいさんが絵本を読んでくれているのですよ。子供はそのことだけで十分満足です。子供に絵本を読むのに「どんなふうにすればいいか」など、なにも気にすることはありません。普通に読めばいい。大人の絵本の読み方にぶつぶつ文句を言う子供。想像してみてくださいそんな子供いるわけがない。
ただただあなたなりに読んであげれば何の問題もありません。てきぱきと小気味よく読みたい人はてきぱきと。のんびりゆっくり読みたい人はゆったりと。ぼくは嫌ですが芝居のように声色などを使って読まないと気がすまない人はドラマチックに。ぼくの趣味を言わしてもらえば、そのときの気分にしたがってそれなりにたんたんとです。

まあしいていえば読んであげる大人が自分自身気にいった絵本を子供には読んであげることです。それが原則でしょう。「この絵本何歳向きかしら」などとおもったりすると大人のあなた自身が気にいった絵本からどんどん遠ざかることになります。大人も人それぞれ子供も子供なりにそれぞれです。おなじ五歳でもいろいろな五歳児がいるでしょう。なん人か子供を育てたことのある親なら実感しているはずです。「おなじ兄弟でもこんなに違うのか」と。

そもそもぼくはこの「読み聞かせ」という言葉がすきではありません。悪いことをした子供のことで「うちの子供によく言い聞かせておきます。ほんとうに申し訳ありません」という場合の言い「聞かせ」る。「聞かせ」にはそんな言葉のイメージがあります。このとき子供に求められているのは「つべこべいわずによく聞きなさい」です。受け身です。
受け身ではいつまでたっても本好きにはなれません。本好きな人は本にたいして能動的、意欲的です。この意欲的のキーワードは自分で本を選ぶです。「つぎはどの本を読もうかな」と。 子供も自分で読んでほしい絵本を選んで大人のところに持っていく。そして「この絵本読んで」とたのむ。このへんは基本的には礼節です。

daddy2.gifしかし持ってこられた大人もお願いされたからと言ってかならずしもその絵本を読まなければならないということもない。「今日その絵本は読む気になれないな。ほかの絵本にして」と言っていっこうに差し障りはない。ぼくは子供によくそうしてきました。親は子供にとっての自動絵本読み機ではない。なんでも自分の意のままになるとおもうのは子供のためにもならないでしょう。錯覚を不動のものにしてしまってはお先真っ暗です。
 それに読書は義務ではない。なんといっても趣味です。だから今の気持が大事なのです。こういった気楽ないい加減な気持が本というか生活にはとても大切です。結果そういうことも伝えることになる。本とのつきあい方と肩ひじはらない気楽な生活のしかたを子供は学べて一石二鳥ということになります。

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