雲のまにまに

雲のまにまに

雲のまにまにやさしい気持ちの子どもから大人まで。
大切なひとのこころに届けたいとびきりの一冊ができました。

ちいさな娘にお話をせがまれたおとうさん。
「ねえ、ウージーっていう羊さんのオハナシなんてどう? ぼくの古い友達なんだけど、ウージーの日記があるからそれを読もっか。」
こうして、ちょっと変わったひつじのお話がはじまります。



ヤナキヒロシ・作
初版 2002年10月
128頁 154×215mm
ISBN978-4-87110-139-4

定価 1,400円+税

最近のウージーの食料はミルクとチーズと紙。
一日中、象になったつもりで町を歩いたり、無性に穴を掘りたくなったり、地球儀で世界中を旅したり。
月やマゼラン星雲を、もっと近くで見たいと望遠鏡をのぞくウージー。

そんなある日、ウージーはだんだん自分がちいさくなっていることに気がつきます。体重もへり、身長もちぢんでいるのです。
公園で出会ったカナリヤ《ようこそ》といっしょに翔んでみたり(見事に落ちてしまいますが...)
ミス・ハーシー・ルーシーの言葉を想いだしたりするうちに どんどん小さくなっていくウージー。
でも、雲へのあこがれは、ますます大きくなって、やがてウージーは...。

クールなのに可愛い。孤独なのにあたたかい。せつないけれど 気持ちがほっとあたたかくなる、そんな読後感です。

139s.gif


ヤナキヒロシさんからメッセージ

最初にこの絵本をつくりはじめた時は"21世紀的絵本をつくる(当時は20世紀でした)"と、唱えていた遠い記憶があります。
ま、21世紀的かどうかはともかくとして、自分でとても気に入っています。


この本を購入する